元東洋太平洋女子スーパーフライ級王者の藤本りえ(29=本名・梨恵)がオートレーサーに転身することが13日、分かった。昨年4月に引退したが、第2の人生としてオート、ボートレーサーの道を探っていた。ボートは不合格も今回、オートレースのプロテストに約40倍の倍率を乗り越えて合格。もともと大型二輪免許を持つほどのバイク好きだけに「ボクシングに続いて夢を懸けられるものができた」と喜んだ。今後は10月から9カ月間、茨城・筑波の選手養成所に入所。来夏のプロデビューを目指す。現在女子レーサーは1人しかいないだけに、初の女子ボクサーレーサーには大きな期待が寄せられる。