東京女子プロレスの高見汐珠(たかみ・うた)が、11月8日の後楽園ホール大会で挑戦するインターナショナル・プリンセス王者の鈴芽から直接3カウントを奪い、王座奪取へ大きく前進した。
汐珠は中島翔子&七瀬千花と組み、プリンセス・オブ・プリンセス王者の荒井優希&鈴芽&HIMAWARIと6人タッグマッチで激突。汐珠と鈴芽に加え、同じく11・8後楽園でプリプリ王座を懸けて対戦する中島と荒井にとっても重要な前哨戦となった。
試合では荒井が中島にサソリ固めを決めるなど王者の貫禄を見せたが、中島も決死の雪崩式フランケンシュタイナーで反撃。終盤は汐珠と鈴芽が激しい攻防を繰り広げた。
鈴芽は熨斗紙や低空リング・ア・ベルで攻め込み、さらに必殺のリング・ア・ベルを狙ったが、汐珠はコアラクラッチで必死に抵抗。最後は鈴芽を振りほどくと、ロープを利用した高角度サンセット・ジャックナイフ式エビ固めで丸め込み、17分26秒で殊勲の勝利を挙げた。
試合後、汐珠はリング上で「鈴芽さん! 汐珠の勢い、感じてもらえましたか?」と絶叫。「いま勢いがあるって、高見汐珠は勢いがあるって本当に思ってます! インターナショナルのベルト、つかみます!」と王座奪取を宣言した。
バックステージでも「これまでは自分を強がらせるために勢いと言っていた部分もあった。でも今日の勝ちで、勢いへの自信が確信になりました」と興奮を隠せなかった。
一方、王者の鈴芽は「汐珠には勢いだけじゃ勝てないと伝えた。でも、汐珠の勢いは私が思っている何百倍もすごいものでした」と脱帽。「メチャクチャ悔しい。悔しいけど、こんなすごいイケイケドンドンな汐珠とベルトを懸けて闘えることをすごくワクワクしています。もう絶対負けないです」とリベンジを誓った。
また、中島は「今日はチームとしては勝ちだけど、荒井優希に恥をかかされた気がする。アイツ、マジで覚えておけよ!」と怒りをあらわにした。
荒井も「中島さんの強さを感じたので、このままじゃダメ。次の前哨戦は中島さんが驚く荒井でいきたい」と巻き返しを宣言。11・8後楽園の2大シングル王座戦へ向け、両陣営の闘志がさらに燃え上がった。

