日本相撲協会の元顧問、小林慶彦氏が解雇無効とし、協会に対して地位確認を求めた訴訟の口頭弁論が16日、東京地裁で行われ、原告側の証人を予定していた協会の監事で公認会計士の神山敏夫氏は出廷しなかった。理由は明らかにされていない。

 次回口頭弁論は27日で、被告である協会側からは八角理事長(元横綱北勝海)と尾車事業部長(元大関琴風)、原告側は小林氏が出廷する予定。

 相撲協会は小林氏に対し、在職中に背任的行為があったとし、損害賠償などを求めた訴訟を起こしている。