貴乃花親方が、元横綱日馬富士による弟子の貴ノ岩への暴行事件の調査などを巡り、内閣府に提出した告発状について、代理人を務めるTMI総合法律事務所の富岡潤弁護士は、取り下げなどの考えがないと説明した。

 貴乃花親方は今場所初日2日前の9日に、相撲協会危機管理委などの調査に透明性を求め、内閣府公益認定等委員会に対して告発状を提出。今回、弟子が加害者にもなったことで、矛盾も生じる現象が起きるが、富岡弁護士は「それとは別の話」と話した。また「今のところ大きな動きはない」と、内閣府からの連絡などもないと明かした。