元横綱朝青龍のおい、西幕下21枚目豊昇龍(19=立浪)が19年初白星を挙げ、1勝1敗とした。体重200キロ前後の東幕下20枚目高立に、差した右手を抱え込まれたが、相手の体が起きた瞬間を狙い、右脚で左脚を引っ掛け、投げ倒した。「重いっすね」と一息吐いた後「両方差すとやられると、師匠に言われて、左は差さなかった。小手投げが来るかと思ったんですけどね」と笑顔を見せた。今年の目標は「けがをしないように、少しでも早く(十両に)上がること」という。

この日朝、横綱稀勢の里の引退が発表された。おじも戦った角界の大先輩だけに「すごく頑張った人ですから。自分も大成できるように」と感想を口にした。ただ、おじもツイッターで稀勢の里引退を惜しむコメントを寄せていた、と振られると「僕は最初(2日目)に負けて、怒られましたよ」と苦笑いしていた。