大関復帰を決めた関脇貴景勝(23=千賀ノ浦)が、優勝争いのトップを守った。前頭5枚目竜電(28=高田川)を押し出して11勝3敗とした。竜電は6勝8敗で負け越しが決まった。

3敗で並ぶ関脇御嶽海(26=出羽海)は、大関豪栄道(33=境川)を突き落として11勝3敗。豪栄道は9勝5敗。同じく3敗の前頭8枚目隠岐の海(34=八角)は、人気力士の小結遠藤(28=追手風)を寄り切って11勝3敗。遠藤は8勝6敗。同じく3敗の前頭14枚目剣翔(28=追手風)は、同9枚目琴勇輝(28=佐渡ケ嶽)に突き出され10勝4敗となった。琴勇輝は8勝6敗で勝ち越しを決めた。

かど番の大関栃ノ心(31=春日野)は、前頭6枚目妙義龍(32=境川)に寄り切られ6勝8敗。2度目の大関陥落が決まった。妙義龍は7勝5敗2休。

優勝争いは3敗で貴景勝、御嶽海、隠岐の海の3人。4敗で前頭2枚目朝乃山(25=高砂)、剣翔が追う。