人気の小兵・炎鵬が観衆の期待に応えた。

相四つの宝富士に左差しを警戒しながら、左を差し込み、頭をつけて土俵際まで寄った。相手の上体が伸びたところで下手投げ。69キロ重い相手を転がすと、会場の声援を一気に浴びた。「先場所と比べても声援も(自身のしこ名が書かれた)タオルもすごく増えた」と感謝。「ファンの皆さんのためにいい相撲を取れるように毎日やっていきたい」と力を込めた。