日本相撲協会が特例事項を含む7月場所の運用ルールを協会員に通達していたことが18日、関係者への取材で分かった。

これまで八百長を防ぐために禁止されてきた、力士の支度部屋への携帯電話の持ち込みが可能になった。本来は入場する際に国技館の南門にいる世話人に預け、退場する際に受け取るが、受け渡しによる感染予防を優先した。

また、力士が車やタクシーで入場する際に横綱、大関のみ使用が許されていた地下駐車場の利用は、全力士可能とした。少しでも感染を予防するため、ファンとの接触を避ける狙いがある。