昨年九州場所以来の関脇に復帰した御嶽海(27=出羽海)が、初日から連勝を飾った。

隆の勝(千賀ノ浦)の右からのおっつけに押し込まれたが、「ちゃんと相手も見えていた。あせりはなかった」と土俵際で抜群のタイミングのはたき込みを決めた。

3月以来の本場所。自身も感覚を確かめながらの土俵になる。「立ち合いの踏み込みが発揮できていないんでこれから。まだまだ自分の相撲がとれていないんで、徐々に上げていければ」と幕内優勝2度の実力者らしく冷静に先を見据えた。