日本相撲協会は24日、来年1月の大相撲初場所(10日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。

今夏、新型コロナウイルスの感染防止のため日本相撲協会が策定したガイドラインに違反し、3場所連続休場の処分を受けた阿炎(26=錣山)が、17年名古屋場所から守っていた関取の座から転落し、東幕下16枚目となった。今年の7月場所中に発覚し7日目から休場。その時は東前頭5枚目だったが、翌秋場所から来年初場所まで3場所連続全休となり、西前頭14枚目→西十両11枚目と番付を下げ、初場所で幕下に落ちた。処分が明け再出場できるのは来年の3月場所で、さらに幕下下位まで番付を下げるのは必至。関取復帰へは、いばらの道となりそうだ。