西前頭10枚目の妙義龍が、大関貴景勝に初めて勝って2桁10勝目、3敗を守った。立ち合いからお互いの動きを慎重に見極める流れ。貴景勝が攻めてきたところ、引き込んだ土俵際で妙義龍が左からのすくい投げを決めた。過去0勝13敗。14回目の対戦での初勝利となった。

西前頭6枚目の阿武咲も大関正代を寄り切り、3敗を守った。霧馬山をはたき込んだ東前頭11枚目の遠藤と1差で追う3敗勢は3人となった。

前日12日目に2敗目を喫した横綱照ノ富士は関脇御嶽海を寄り切り11勝目。単独トップを守った。