大関経験者で西前頭筆頭の正代(31=時津風)は、大関貴景勝に敗れ、2年4カ月ぶりの初日から3連勝はならなかった。

立ち合いから押し込まれると、土俵際での粘りも実らず押し出された。

初日、2日目と会心の内容で、豊昇龍、霧馬山の両関脇を破ってきたが、新大関で迎えた20年11月の九州場所以来となる、無傷の3連勝は逃した。