関脇若元春(29=荒汐)が、技能賞で三賞を初受賞した。

小結の先場所が11勝、新関脇の今場所が10勝。磨きをかけた左四つの型を評価された。念願の三賞を初受賞も、この日は大栄翔に突き倒され完敗。表情を曇らせ「こんな相撲を取っていたら、どうしようもない」と猛省した。ただ同じ時津風一門で、若い衆のころから競ってきた霧馬山の大関昇進は「大きな刺激」と前向きに話した。