日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は27日、東京・両国国技館で定例会合を開き、満場一致で大関豊昇龍(25=立浪)を横綱に推薦すると発表した。
この発表を受けて同日夕、東京都台東区の立浪部屋で取材に応じた豊昇龍は、「もっと頑張らなくてはいけなくなった。入門した時から、てっぺんを目指す気持ちでやってきた。これからもしっかり稽古して、てっぺんより、もっと上のてっぺんを目指していきたい」と気持ちを引き締め直した。
第74代横綱となる運びとなり、「大関は今まで256人いるけれど、横綱はこれまで73人しかいない。74人目になるということはうれしいし、責任も感じている」と重みを実感した。
果報は寝て待てだった。吉報を耳にするまでは「どうなるのかなと思って、ずっとわくわくしていて」と明かしたうえで、「気づいたら疲れて寝ていました」と頭をかいた。
真っ先に誰に報告したいかと問われ「もちろん親に言いたい」と両親に感謝。目指す横綱像については「誰かのことをまねするではなく、これが僕なんだと見せたい」。地位の重みと責任を感じつつ、そのなかで自分のスタイルを確立していく。【奥岡幹浩】

