大相撲初場所で2度目の優勝を飾り、第74代横綱昇進が事実上、決定している大関豊昇龍(25=立浪)が28日、東京・台東区の部屋で報道陣の取材に応じた。29日の臨時理事会で承認されれば、春場所の番付編成会議を経て正式に「横綱豊昇龍」が誕生。その後、行われる昇進伝達式については「すごくワクワクする。緊張しながら待っています」と、高揚感を覚えているという。注目される口上については「もう決まっているので、また明日」と、前日27日に師匠の立浪親方(元小結旭豊)と相談して決めたというが、詳細はけむに巻いた。

口上に四字熟語が入るかどうかも「明日のお楽しみだね。言いませんよ」と話して大笑いした。口上の練習をしているか問われると「あっ! してねぇ。今日する」と、思い出したように話した。「いろいろ聞きたいことはあると思いますけど、とりあえず、また明日にしましょう」と、最後まで報道陣の質問をはぐらかした。

26日の初場所千秋楽は、本割の結びの一番から優勝決定ともえ戦まで3連勝で優勝を決めた。前日27日は激闘の疲労を口にしていたが、この日は「やっと、ちょっと体が落ち着いてきた。(疲れは)取れました」と、回復をアピール。「とりあえず明日。全部終わらせてから考えたい」と、まずは昇進伝達式、さらには昇進に関連するさまざまな行事を無事に終えてから、次の春場所と向き合うつもり。終始にこやかに取材に応じながら、大関として“最後の日”を過ごしていた。