大相撲の力士らが17日、東京・両国国技館で献血を行った。東京都赤十字センターからの要請による献血運動に協力するための恒例行事で、関取衆では新十両草野(23=伊勢ケ浜)と幕内狼雅(25=二子山)が参加した。

献血は高校時代以来約6年半ぶりという草野は、協力者が参加できるくじで高級枕をゲットし、「良かった」とにっこり。新十両として臨む3月の春場所(3月9日初日、エディオンアリーナ大阪)に向け、心地よい睡眠を取って状態を整える。

5年ぶりに献血した狼雅は採血直後、「痛くなかったけれど、ちょっとふらふらする」。初場所で右太もも裏を負傷したが、春場所に間に合わせるべく調整中と語った。

人生初の献血という元幕内の炎鵬(30=伊勢ケ浜)はAB型。400ミリリットルの血液を提供し、「いいことをした気分」と笑った。春場所では幕下に戻ることが確実。調整具合については「順調です」と力を込めた。

この日は35人以上の力士が両国国技館に訪れ、肝機能数値などの基準を満たした約30人が採血した。