2場所連続優勝を果たした大関大の里(24)の師匠、二所ノ関親方(38=元横綱稀勢の里)が25日、茨城・つくば市内のホテルで行われた部屋の千秋楽パーティーに出席し、愛弟子をねぎらった。
冒頭で「2場所連続優勝をすることができました」と報告した。
大の里は13日目に優勝を決定。その後、初日からの連勝を「14」に伸ばしたが、千秋楽の結びの一番で横綱豊昇龍(26=立浪)に唯一の黒星を喫していた。二所ノ関親方は「またこの悔しさも次のステージにつながる。そこででっかくなるのかなと思う」と話し、笑いを誘った。
場所前には師弟による異例の稽古を行った。「私も胸を1回出したんですけど、太刀打ちできないぐらい、だいぶ仕上がっておりました」と振り返り、「胸を出すと、強さがよくわかるんですけど、この場所は体に隙がないような気がした。差し込もうとしてもなかなか差し込めないですし、力を出そうと思ってもなかなか力を殺されてしまうというような、そんないい稽古ができて、太鼓判を押して『今場所はいいぞ』と本人にも言いました」と、万全の状態だったことを明かした。「その結果が、稽古はうそをつかないと言いますが、そのような結果になった」とし、「皆さまの応援のおかげが一番あると思います」と感謝を述べた。
日本相撲協会審判部の高田川部長(元関脇安芸乃島)が、大の里の横綱昇進を諮る臨時理事会の招集を八角理事長(元横綱北勝海)に要請し、了承された。
臨時理事会の開催が決まれば、26日の横綱審議委員会、28日の番付編成会議と臨時理事会を経て、正式に「第75代横綱 大の里」が誕生する。二所ノ関親方は「いい報告が来週の水曜日あたりにできると思う」と期待を込めていた。

