大相撲名古屋場所(13日初日、IGアリーナ)を新三役として迎える、小結欧勝馬(28=鳴戸)が、鮮やかな青色の締め込みを初公開した。10日、名古屋市緑区の部屋で、新たな締め込みを着けて稽古。基礎運動などで汗を流した。
先場所までの水色から格段に青みが増した、名古屋場所初日から着用予定の締め込みを、なじませるために着用した。欧勝馬は「色は自分で決めました。好きな色。これを着けて、初日は初めて協会あいさつで土俵に上がることができる。ワクワクしますね」と、三役以上の力士だけが立てる場を想像し、笑顔を見せた。
新三役場所に向けた状態は「バッチリです」と、自信をのぞかせた。前日9日には、同じモンゴル出身の横綱豊昇龍、関脇霧島が出稽古に来て「横綱とは5番か6番取って、2勝3敗か4敗」だったといい「自信になりました」と、成長を実感した様子だ。
前日9日は、愛娘が生まれて、ちょうど半年だったという。ハイハイも少しずつできるようになり「かわいいですよ」と、思い出しながら目じりを下げた。昨年12月19日に結婚した夫人は年上で、部屋宿舎と同じ名古屋市緑区出身の日本人女性。名古屋場所中は、夫人が愛娘を連れて、実家に来ている。欧勝馬は部屋で生活しているが「奥さんの実家は車だと20分ぐらい」と、一緒に夕食を取るなど頻繁に会うこともできており、それが何よりの元気の源のようだ。
夫人の手料理は「ほとんど日本食ですよ。魚料理とか煮物とか。あとはカレーとかもおいしい」と説明し、うれしそうに笑った。「いっぱい作ってくれる。せっかく作ってくれたら、全部食べないと。先場所から3、4キロ増えた」と、暑い名古屋場所では、体重維持に必死な多くの関取衆とは対照的に、自然と増量できたという。
今場所前は豊昇龍、霧島の他にも、関脇若隆景、前頭若元春の荒汐部屋2人が出稽古来たり、自身が荒汐部屋に出稽古したり、他にも佐渡ケ嶽部屋、高田川部屋を訪れ、精力的に関取衆と稽古した。小結は前半戦に横綱、大関、関脇と、番付上位との対戦が組まれることが多いだけに「初日から1番1番、大事にしていきたい」と、初日を万全で迎えたい考え。上位総当たりの場所で、まずは「勝ち越しを目指したい」と話し、力を込めていた。

