大相撲の大関安青錦(22=安治川)が12日、秋場所初日を翌日に控え、東京・両国国技館で行われた優勝額贈呈式に出席した。

名古屋場所で3度目の優勝を飾った際の、縦3・17メートル、横2・265メートル、重さ約60キロの優勝額がお披露目された。

1月の初場所優勝分が披露された5月の贈呈式は、けがのため休場が決まり欠席。「前回の優勝の時は参加できなかったんで、今日はしっかり参加できてよかったです」と喜んだ。

優勝額には、8日にコンサルティング大手のベイカレントから贈られた新しい化粧まわし姿が収められた。

出身地ウクライナの国旗をイメージした青と黄色のデザインで、「応援していただいてる方への気持ちを込めて、つけることになりました」と説明。ファンから歓声が飛ぶと「すごく刺激になりますし、また明日からしっかり頑張っていきたいなという気持ちです」と力を込めた。

左脚の故障の影響が残る中で調整を続け、10日まで相撲を取る稽古を行った。ただ、関取衆とは最後まで相撲を取らずに本番を迎える。

「やれることは全部やってきたので、あとは明日からやるだけです」と、きっぱり。状態については「やってみないと分からない」と説明した。

これまで3度の優勝はいずれも優勝決定戦を制してのもの。本割で賜杯(しはい)を決めることにも「また多分違ううれしさになると思うので、それも味わいたい」と意欲を示した。最後は「優勝目指して頑張ります」と宣言した。

なお、夏場所を制した若隆景は秋場所休場のため欠席し、師匠の荒汐親方(元幕内蒼国来)が代理で出席した。