大関霧島(30=音羽山)が、西前頭3枚目の美ノ海(33=木瀬)に押し倒しで敗れ、3敗目を喫した。3敗はいずれも平幕相手で、今場所後の横綱昇進は絶望的となった。
浅香山審判部長(元大関魁皇)は、今場所の霧島の相撲内容について「そんなに悪くないと思ったが、負けた相撲は相手に攻められてしまう。ちょっと攻めあぐんでいたところがあった」と指摘した。
霧島は、2場所連続で優勝決定戦で敗れており、今場所後の横綱昇進のためにはハイレベルな優勝が求められていた。
浅香山審判部長は「どうしてもその話になるけど、そこは場所前から言っている通りで変わらない。そんなに簡単にはいかない。これからの相撲が大事だと思う」と話した。
ハイレベルな優勝は、一般的に14勝以上が想像されるが、数字で定義していない。浅香山審判部長は「内容も見ないといけない。厳しく見られても仕方がない。トータルで見て決めていくことだと思う。(横綱は)それだけの地位じゃないかと思う。大変だからこその価値がある」とした。

