各連盟の選抜チームが出場した全国大会で、東関東支部選抜が優勝、2チームが参加した西東京支部選抜が2、3位となった。

◆東関東支部選抜・西村主将「最高のメンバーに恵まれた」

東関東支部初戦の北関東選抜戦は先発朝来(取手)の好投で7―0。3戦目西東京選抜EASTとの2勝同士の対戦では2回に四球で出塁した浅野(成田)が盗塁と暴投で先制後、着実に加点して6―2で勝利。最終戦東北選抜では6人継投で7―4で勝ち、5勝1分けの勝ち点16で優勝した。西村虎龍主将(佐倉)は「監督から言われた『自分のやるべきこと』をみんなでやっていこうと言って、みんながついてきてくれた。最高のメンバーに恵まれた」と話した。鈴木信也監督(木更津)は「粘り強く戦えた。それぞれが特徴を生かし、役割を果たしてくれた」とほめていた。

◆西東京選抜EAST・関主将「戦うごとに良い雰囲気」4勝1分け1敗で準V

西東京選抜EASTは2勝1敗で迎えた4戦目の南関東選抜戦で3点をリードされたが、4回表に山中(小平)の適時打で逆転。同点後の6回に飯泉(小平)、大鳥(府中)の適時打など4得点で勝ち越し、4勝1分け1敗の勝ち点13で、準優勝につなげた。関未来翔主将(瑞穂)は「戦うごとにいい雰囲気で試合ができた」と話した。エースとして好投した宮田(福生)は「ピンチの時も声を掛け合いつかみ取った準優勝です」と笑顔を見せた。

◆3位の西東京選抜WEST・清水主将「貴重な経験できた」

西東京選抜WESTは優勝の東関東選抜と2回対戦。初戦は先発小西(小金井)の好投も1―2で惜敗、勝てば優勝が見える3日目の対戦は2―2で引き分けた。3勝1分け2敗の勝ち点10で3位を確保。清水翔主将(東京日野)は「厳しい試合の連続でしたが、団結力が上がり、貴重な経験ができました」と成果を挙げた。山田喜明監督(東京日野)は「西東京支部として準優勝と3位になり、総監督としては最低限の役割を果たせた」と総括した。