AKB48村山彩希(ゆいり=20)が27日、東京・秋葉原のAKB48カフェ&ショップで、ゲームアプリ「AiKaBu(アイカブ)」の臨時株主総会イベントを行った。

 株式会社に見立てたメンバーの活躍度などで株価が変動するゲームで、村山が設立した「ゆいりー食品」の株価は圧倒的な高値で取引されている。イベントは104日連続で株価1位になったご褒美として企画され、500株以上を保有する大株主のファン約40人が抽選で招待された。村山の母も大株主の1人だったが、抽選に外れて出席できなかったという。

 「初めて着ました」というパンツスーツに身を包んだ村山は「頭良さそうに見えてうれしい」と感想を語った。ところが、大株主たちからは「似合ってる」「(頭が良さそうに)見えない」と株主総会らしいさまざまな意見が飛び出し、苦笑いしていた。スーツ姿での萌えぜりふを求められると、「あなたとなら、残業の時間が楽しそうだなっ!」と勇気を振り絞って披露し、拍手を浴びていた。

 イベントには、チーム8の福井代表メンバー長久玲奈(17)長崎代表の寺田美咲(17)に加え、研究生の山内瑞葵(16)長友彩海(16)もゲストで出席。会社の新商品試食会と題し、村山が好物というのりを使ったメニューに舌鼓を打った。村山は「アイカブでたくさん支えてもらって、感謝しています。皆さんが株を買ってくれるおかげで、社長としてここにいられるのはうれしい」と株主への感謝を口にし、最後は1人1人とツーショット写真撮影に応じていた。