年内にAKB48を卒業する渡辺麻友(23)が20日、ソロ初アルバム「Best Regards!」発売記念イベントを、福岡、大阪、東京の全国3都市で行った。

 グループ卒業を前に、全国のファンにお礼を兼ねて、総距離約2000キロを1日で移動した。福岡・キャナルシティは、AKB48に加入直後に、人生で初めて飛行機に乗って訪れた場所でもあり「こうやってソロアルバムの発売日に来られるなんて、運命を感じています」。最後の東京会場では、背中にネジが付いたソロデビュー曲「シンクロときめき」の衣装で登場し、訪れた約1000人のファンを沸かせた。

 AKB48メンバーとしては、ラストステージとなるのは、大みそかのNHK紅白歌合戦だ。AKB48は、番組史上初めて歌う楽曲を視聴者投票で決める企画を行う。渡辺は「個人的には、(AKBでの)ラストシングルでセンターの『11月のアンクレット』を、12月ですけど歌いたいので、自分でも投票しました。11年間の最後を締めくくれば」。

 また、前日19日に、来年9月で引退する安室奈美恵(40)の「特別歌手枠」での出演が決まったが、「一視聴者として楽しみですね」と話した。