第2試合では、白金ジムのヒール軍団ダースーベーダーズのミラクルしづか(大家志津香)グイグイ中西(中西智代梨)組が、錦糸町道場のルーキーコンビ、エブリバディ奈緒(太田奈緒)マイケル下口(下口ひなな)組に、プロレスの厳しさをたたき込んだ。

 2人は序盤から奈緒を集中攻撃した。中西の髪つかみ攻撃、ローリングクレイドル5周でヘロヘロに。さらに、ツープラトンのフェイスクラッシャーなどで、完膚なきまでにたたきつぶした。

 奈緒もドリームキャスト(スピンキック)などで才能の片りんを見せたが、必殺技のNAOタニックをかわされて万事休す。最後は12分16秒、エビ固めに屈した。相手のうまさとずるさに、奈緒は「相手が上級者でした」下口も「想像のはるか上だった」と素直に拍手。中西は「プロレスの楽しさを教えてやった」しづかも「あのへんで終わらせてやっただけ」と、ふてぶてしく言い放った。