SKE48が、8月10日に行われる「東日本大震災復興チャリティー2012神宮外苑花火大会」(日刊スポーツ新聞社主催)に、2年ぶりに出演することが1日、決定した。6月6日の第4回AKB48選抜総選挙でも大躍進した名古屋の48グループが、東京・秩父宮ラグビー場のステージで、華麗に歌い踊る。

 最も勢いがある48グループSKE48が再び、都心の真夏の夜の祭典に立つことが決まった。グループのセンターを務める松井珠理奈(15)は「偶然ですが、最近、神宮周辺を通った時に『あの花火はきれいだったなぁ』って思い出していたんです」。2年前を思い出してすぐ、出演決定の知らせが届いた。「また出演できることになったので、花火に負けない華やかな衣装も用意し、精いっぱいのパフォーマンスをお見せしたいと思います」。

 矢神久美(18)も大喜びだ。「えーっ?

 やったー!!

 1万発とかでしたっけ?(実際は1万2000発)」と大はしゃぎ。「一昨年のことは、よく覚えてます。あんなに間近で花火を見たのは生まれて初めて。かき氷を食べながらメンバーみんなで見て、すごく感動した。あの場で歌って踊れたということも、すごくうれしかった。花火に負けないように、私たちもみなさんも感動させたいと思います」と意気込んでいる。

 SKE48は今年夏、神宮花火大会のほか、いくつかの夏フェスに出演予定だが、珠理奈は「やっぱり花火を見られるので、私たちにとっても特別」という。観客席には、自分たちのファン以外も集まるが「SKE48を見たことのない人たちの前でやれることにも意味がある。私たちが、花火以上の思い出になれるように頑張らなくちゃ」と張り切っている。

 選抜総選挙では、64位までに15人がランクインする大躍進。CD売り上げも60万枚を突破し、国内アーティストでは、AKB48と嵐に次ぐ存在に急成長した。初出演時よりも何倍もパワーアップして秩父宮に帰ってくる。なお、出演メンバーの詳細は未定。