米俳優ジョニー・デップ(54)が、資産を管理をしていたマネージメント会社TMGと争っている裁判で、新たなデップの浪費が明らかになった。

 デップはTMGのせいで資産を失い破産寸前になったと主張して同社を訴えたが、その後TMG側から反撃のための逆訴訟を起こされ、裁判は泥沼化している。そんな中、TMGが新に裁判所に提出した書類で、「デップは個人的な記念品や価値のないガラクタを買うために会社のクレジットカードを使い、返済していない」と明かした。その中の一つが、リアリティ番組の女王キム・カーダシアンが出演するリアリティ番組「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」の撮影で使ったカウチで、購入して保管するのに7000ドルを支払ったという。しかもこのカウチはモデルで活躍中の長女リリー・ローズにプレゼントするために購入したものだったという。

 17年間に渡って資産管理をしてきたTMGに対し、契約不履行、業務上過失などを理由に2500万ドルの損害賠償の支払いを求めているデップだが、TMG側は破産寸前なのは浪費しているからだと主張し、ワインに月30万ドルを費やすなどデップの常識外れの浪費癖を暴露していた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)