福山雅治(48)主演で、是枝裕和監督(55)がメガホンを取った「三度目の殺人」(9月9日公開)が、8月30日に開幕する第74回ベネチア映画祭コンペティション部門に選出された。27日、映画祭事務局が発表した。最高賞の金獅子賞を含む各賞は9月9日に発表される。

 福山にとって初のベネチア映画祭。「『お声がかかったらうれしいですよね』と監督と話していたことが現実なりました。監督、おめでとうございます! 是枝監督、最新にして最深のテーマを扱った作品がベネチアでどう見られるのか? その瞬間に立ち会えることに期待と緊張が高まります」とコメントした。

 是枝監督は、95年のデビュー作「幻の光」でベネチア映画祭に参加し、22年ぶりに選出された。同監督は「映画監督としてのキャリアがスタートした場所なので、感慨深い。今までにないチャレンジを数多くしたので、イタリアの地で受け入れてもらえるのか楽しみ」と喜んだ。

 同作で福山は弁護士に初挑戦し、ほかに役所広司、広瀬すずらが出演。公式上映日は未定だが、是枝監督、福山、役所、広瀬は渡航を調整中。

 また、映画祭を締めくくるクロージング作品には、北野武監督(ビートたけし=70)の新作「アウトレイジ 最終章」(10月7日公開)が選ばれた。北野監督は「クロージング作品として『アウトレイジ』シリーズの最終章とはまさにぴったり、願ったりかなったり。いつものことながら観客の反応が楽しみ」とコメント、公式上映出席も決定した。

 ほかに、音楽家坂本龍一(65)を追ったドキュメンタリー作品「Ryuichi Sakamoto:CODA」(スティーブン・ノムラ・シブル監督、11月4日公開)がアウト・オブ・コンペティション部門に選出された。