俳優大山真志(27)が28日、都内で、初日を迎えた主演舞台「トワイスアップ~スペースオペラは今はいらない」(東京・浅草六区ゆめまち劇場)と「大山真志Special Live」の会見を公演前に行った。

 人類と地球外生命体が共存する近未来の地球を舞台に、主人公の便利屋がさまざまな事件を解決するハードボイルドコメディー。

 大山は「かっこいい、男が憧れる男を演じたい。普段は三枚目でも、どこかに闇を抱えていたりする雰囲気を醸し出せたらいい。役作りで1カ月で10キロやせました。目標はあと15キロ、計25キロの減量です」と語った。理想の男性像は「誰からも愛される人」という。

 大山の所属事務所スペースクラフトが制作し、脚本を作家山本タク氏が担当。全3部作で、9月に2部、12月に3部を同所で公演を行う。共演者は全員、大山と同じ事務所所属の俳優で、大浦育子、永松文太、北村まりこ、高田あゆみらが出演する。

 大山は「同じ事務所所属のキャストで1つの作品を作るのはあまりできることではない。特別な機会をちゃんとした形で残したい」と語った。

 また、後半のライブは大山が自分で選曲した楽曲を生演奏で歌う。大山の単独ライブは初めて。「Jポップや海外の曲など、青春時代の思い出の曲を選曲しました。真心込めて歌いたい」。今後は「自分の持ち歌がないので、将来は自分の曲を出してライブをやりたい。マイケル・ジャクソンに憧れています」と目を輝かせた。