14日に放送されたTBS日曜劇場「99・9-刑事専門弁護士-SEASON2」(毎週日曜午後9時)の初回平均視聴率が15・1%(関東地区)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 嵐・松本潤が主演を務め2016年4月期に放送して大きな話題を呼んだドラマの続編。個性的な刑事専門弁護士たちが、ぶつかり合いながらも逆転不可能と思われる刑事事件に挑んでいく新感覚の痛快リーガル・エンターテインメントドラマだ。

 タイトルの「99・9」は、日本の刑事事件における裁判有罪率(起訴された際に裁判で有罪になる確率)を示している。

 第1話は、刑事専門弁護士の深山大翔(松本潤)、民事の敏腕弁護士・佐田篤弘(香川照之)がコンビを復活させ、殺人事件の弁護依頼が舞い込んだとことから始まる。調書だけを見れば、有罪は確実で、裁判で覆すことは困難に見える事件に2人が挑むという内容だった。

 SEASON1では「松本潤が日曜劇場初主演&弁護士役に初挑戦」「刑事専門弁護士に特化したドラマは連続ドラマ史上初」といった点が注目を集め、第2話と最終回で平均視聴率19・1%を獲得。全話平均視聴率でも17・2%と人気作品となった。

 同局の前作「陸王」は最終回で視聴率20・5%を記録しており、骨太作品が続く中でどこまで数字を伸ばせるかにも注目が集まりそうだ。