女優長沢まさみ(30)俳優山田孝之(34)が22日、都内で、ダブル主演する映画「50回目のファーストキス」(福田雄一監督、6月1日公開)のレッドカーペットセレモニーを行った。

 交通事故の後遺症で短期記憶障害になり、記憶が1日しか持たない女性(長沢)と、彼女に恋をして毎日、告白をし続ける男性(山田)の純愛を描いたラブストーリー。

 全編がハワイロケで楽しい毎日だったが、長沢は「現場は穏やかだったけど、一発本番が多かったので気が抜けなかった」と撮影を振り返った。

 長沢の気に入っているのは山田の撮影シーン。「山田君のシーンはどれもおかしい」として、「車のバッテリーが上がってしまい、ボンネットを開けて機械を触っていたら感電しちゃう。本当は悲鳴を上げて怖がらないといけないけど、面白すぎて…。何とか笑わずに持ちこたえられました」と振り返った。

 ムロツヨシ(42)をバットで追いかけるシーンもある。ムロは「金属製でなく木製だったけど、すごく痛かった。本気で逃げました」。長沢は「あそこは本気でいかないとうそになっちゃうから」と、“本気”を強調していた。

 共演した佐藤二朗、勝矢、太賀、山崎紘菜も参加した。