女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の28日に放送された第76話の平均視聴率が21・9%(関東地区)だったことが29日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高視聴率は、大阪の地震の影響により放送が一日延びた6月19日の第67話の23・2%だった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、秋風(豊川悦司)の尽力もあって、鈴愛(永野芽郁)は久しぶりに漫画掲載の枠を手に入れる。それを知った裕子(清野菜名)とボクテ(志尊淳)は鈴愛の作品を手伝うためにオフィス・ティンカーベルにやって来る。しかし鈴愛は、アルバイトのイラスト制作に追われ、漫画の制作が進まない。

 秋風は裕子とボクテに、律(佐藤健)から送られてきた自身の結婚を報告するハガキを見せる。裕子とボクテは、結婚の経緯を推察する。

 律の自身の結婚を報告するハガキは、鈴愛にも届く。鈴愛はぼう然、ショックを受けた様子だった。