俳優坂上忍(51)が、13日放送のMCを務めるフジテレビ系「直撃!シンソウ坂上SP」(午後7時57分)で映画「ボヘミアン・ラプソディ」が大ヒット中の伝説のロックバンドQUEENの実態に迫る。

QUEENは71年にイギリス・ロンドンで結成。ボーカルのフレディ・マーキュリー、ギターのブライアン・メイ、ベースのジョン・ディーコン、ドラムのロジャー・テイラーによる4人組ロックバンド。「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィー・ウィル・ロック・ユー」「ショー・マスト・ゴー・オン」など、数々の世界的ヒット曲を有する伝説のロックバンドとして、今なお語り継がれている。

本国のイギリスでは、デビュー当時は批評家たちから酷評されていた。しかし、日本では音楽雑誌の特集がきっかけで、若い女性層の間では気鋭のアーティストとして注目を集めていた。初来日は75年4月。本国・イギリスとは対照的に、3000人を超える熱狂的な日本のファンに迎えられた。日本公演は大成功を収め、彼らは自分たちをスターとして愛してくれた日本に引かれていく。特にフレディ・マーキュリーはプライベートで何度も来日するほど、日本や日本文化に傾倒した。

番組ではQUEENへの取材経験のある音楽評論家・今泉圭姫子氏や、フレディ・マーキュリーが来日する際には必ず警護をしていたボディーガードの伊丹久夫氏ら、QUEENをよく知る関係者からの証言や秘蔵映像、秘蔵写真などを公開。QUEENがなぜ日本人に愛されるのか、そして彼らはなぜ日本を愛したのか、その真相に迫っていく。

また、初めてイギリスのヒットチャートで1位を記録した、名曲「ボヘミアン・ラプソディ」内の「Mama,justkilledaman(ママ、人を殺してしまったよ)」という歌詞に秘められた謎や、日本でもなじみ深い「ウィー・ウィル・ロック・ユー」の誕生秘話、さらに映画「ボヘミアン・ラプソディ」では語られなかった、フレディ・マーキュリーの最後の日々に隠された秘話も明らかにする。