高畑充希(27)主演のTBS系連続ドラマ「メゾン・ド・ポリス」(金曜午後10時)の第4話が1日に放送され平均視聴率が10・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが4日、分かった。

第1話から12・7%、12・4%、10・7%だった。

同ドラマは、新人女性刑事と元すご腕の刑事だったおじさんたちが次々と難事件を解決する、作家・加藤実秋氏の警察小説「メゾン・ド・ポリス」シリーズが原作。主人公の新人刑事・牧野ひより(高畑充希)が退職警察官だけが住むシェアハウス「メゾン・ド・ポリス」を訪れ、ワケありの“おじさま”に振り回されながら事件を解決していく1話完結の刑事ドラマ。あくの強い“おじさま”は西島秀俊(47)小日向文世(64)野口五郎(62)角野卓造(70)近藤正臣(76)ら実力派が集結した。

第4話の内容は、ある日、貫井秀之(山本涼介)という大学生がバットで殴打される事件が発生した。幸い命に別条はないが、所属するバスケ部に復帰できるまで1年程度かかるという。迫田(角野卓造)はひより(高畑充希)がこの事件を担当だと知っており、無理やり捜査に加わる。

迫田はひよりと夏目(西島秀俊)を伴い秀之の病室を訪ね、言葉巧みに秀之から新たな情報を聞き出す。毎日自宅の駐車場でバスケの練習をしているのだが、そのボールが画びょうだらけになったことがあるというのだ。秀之が語った“画鋲事件”は昨年12月に起きていた。また、過去には練習音が原因で近隣ともめたこともあるという。そして秀之の同級生・櫻井陽斗(福山康平)が捜査線上に浮かんだ。着々と捜査が進む中、柳町北署では刑事課長の新木(戸田昌宏)が迫田の捜査への関与を露骨に嫌がっており、ひよりは監視しろと命令される。

そんなひよりは迫田たちと陽斗に話を聞きに行くが、浪人生の陽斗はオドオドした様子であまり多くを話さず部屋に入ってしまう。しかし、母親の貴美子(村松恭子)は事件の時間に陽斗がPCでネットゲームをしていたと証言する。翌日、ひよりがメゾンを訪れると迫田や高平(小日向文世)たちおじさま全員がネットゲームを始めていた……。