香取慎吾(43)主演で三谷幸喜氏が脚本、演出を担当した、アマゾンプライムビデオで配信されるドラマシリーズ「誰かが、見ている」の配信日が9月18日に決まり30日、香取演じる主人公の舎人真一のキャラクター映像が解禁された。

2人のプロジェクトにアマゾンが企画から参加、制作する日本オリジナルドラマシリーズの第1弾。舞台でもない、テレビドラマでもない、新しい形のライブ感あふれる新感覚のエンターテインメントになるという。

同作は、何をやっても失敗ばかりで予想もしない失敗を繰り返す主人公の舎人真一と、書斎の壁に偶然発見した“穴”から、そんな真一の生活をのぞき見するのをひそかな楽しみとしている隣人の粕谷次郎(佐藤二朗)を中心に巻き起こる、ドタバタを描いたシチュエーションコメディー。

香取はこれまで、慎吾ママや、「西遊記」の孫悟空、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の両津勘吉など、強烈なキャラクターを演じてきた。今回は、ありえない失敗ばかりをするけれど憎めない「愛されキャラ」の主人公の舎人真一を演じる。 

新キャラを生んだ三谷氏は「舎人真一君は、ただ生きているだけで面白い。そういうキャラにしたかったのですが、そんな役を演じられる俳優は日本に一体何人いるんだろうと思います。喜劇俳優・香取慎吾の本領発揮です」。香取も「三谷さんの作品だと周りに振り回される役が多かったのですが、今回は舎人がトラブルメーカーみたいな役だったので僕にとっても挑戦でした」と明かした。