豊川悦司(58)と国村隼(64)が11日、都内で映画「ミッドウェイ」(11日公開ローランド・エメリッヒ監督)の公開記念初日イベントに出席した。

同作は第2次世界大戦中のミッドウェイ海戦を鮮明に描いたハリウッド作品。米国では19年に公開され、全米興行収入初登場1位を獲得した話題作。日本人キャストとして出演した豊川、国村が日本公開初日を記念してトークを行った。

海軍大将の山本五十六役を演じた豊川は「ほとんどの日本人が知っているビックネーム。最初お話いただいたときは正直ビックリした。自分と類似点を見いだせなかったので。なぜぼくの所にきちゃったんだろうと」と驚いたことを明かしたが、過去の山本五十六役を演じた名優達の作品をみて研究して臨んだという。

第一航空艦隊司令官の南雲忠一中将役の国村は主人公が爆弾を落とすシーンを振り返り「水柱を実際に再現する特殊効果装置があった。水柱が10メートル近く上がる。(水を被るのが)まあ痛いこと痛いこと…」とハリウッドのスケール感に圧倒された様子。

同作で描いた海戦が太平洋戦争のターニングポイントになったということで、自身の人生のターニングポイントを問われた豊川は「役者を始めるきっかけになった大学の演劇部に誘ってもらったこと」。「キャンパスの中をふらふら歩いていたら、『演劇部に入らない?』ときれいなお姉さんに誘われて。ふらふら部室について行ったらそのまま練習に参加させられて…そのお姉さん目当てに毎日部室に通っているうちに芝居が好きになった」と明かした。

最後のあいさつでは「映画からいろんな感情を学んだ。楽しみながら学べるというのは映画の本当に素晴らしいところ。1人でも多くの方がこの映画を見ていただいて何かを感じていたり、楽しんでいただいたりしたら素晴らしいことだと思います」と呼び掛けた。

また、第二航空戦隊司令官の山口多聞少将役を演じた浅野忠信(46)はリモートにてイベントに参加。「世界中の人が力を合わせて1つの映画を作れるということに感謝したいし、そういう映画が今日公開してもらえるということにも感謝したい」と思いを語った。