ピコ太郎のプロデューサーでタレントの古坂大魔王(47)が25日、都内で行われた総務省プロジェクト「OPEN異能vation2020」授賞式に推進大使として登壇した。

IT分野で破壊的価値を創造する“変な人”を支援するプロジェクト。最終選考に残ったアイデアの数々を「NHKなら1個ずつ特番ができる」と絶賛し、「どんどん世界から変な人が集まってもらいたい」と話した。

また、「コロナはやっかいでどうしようもないのですが、そのおかげでインターネット系は8年くらい進んだといわれている」。今年は、最終選考通過者とはリモートでのやりとり。会場には、総務副大臣や海外の研究者のアバターも設置された。古坂は「毎年変わったシステムが出てきますが、もうアバターと普通にしゃべっていますから」と驚きながら話した。

この日は、スーパーバイザーを務める三池崇史監督も登場。「コロナ禍で、生きていくことに対する不安が噴出している。追いつめられた中から本物のイノベーションが生まれる」「日本では失敗しないようにバランスをとっていくことが幸せとして、異能の種を腐らせている。それを覚醒させ、次の世代の子どもたちがあこがれるように、ガンガン前へ進んでほしい」と話した。