榊原郁恵(61)が15日、オンラインで行われたテレビ朝日系新特撮ドラマ「機界戦隊ゼンカイジャー」(3月7日スタート、日曜午前9時30分)の制作発表に出席した。

榊原は主人公・五色田介人の祖母、五色田ヤツデとして登場。スーパー戦隊シリーズ初出演となり「この45作品という素晴らしい時に初参加させていただきます」と笑顔を見せた。

会見では介人を演じる駒木根葵汰(こまぎね・きいた=20)と銃を構えての爆発シーンが公開されたが、「あれはだまされたんです!」と収録を回想。台本には書かれておらず「『これ持ってください』『構えて』『後ろでバーンってなりますから』と。熱い!びっくりしました!」と驚きを振り返った。

ヒーローたちが集う駄菓子店を営む役どころだが、ヒーローとしての出演にも野心。榊原は「平和のために手が足りなくなったら、“ばあちゃん戦隊”として呼んでくれてもいいんだ。『ばあちゃんの知恵袋』みたいなものを出してさ」と必殺技まで提案し、満足げだった。

駒木根は「郁恵さんがいると現場が和むんです。さすが“ヒロイン”だと思いました」と笑った。

スーパー戦隊シリーズの最新作で、45作目となる同作。機械生命体の王朝「トジデント」から侵略を受ける世界で、人間の主人公・五色田介人とロボット「キカイノイド」たちが敵と戦う物語。1人の人間と4人のロボが戦隊を結成する、これまでにない設定となっている。