香取慎吾(44)が12日、ツイッターを更新し、現在、公開中の映画「るろうに剣心 最終章 The Final」(大友啓史監督)に出演した神木隆之介(28)に「るろうに剣心」シリーズを見たことがないと話したところ、同シリーズのDVDボックスが送られてきたと明かした。

「おっはー 僕はるろうに剣心の漫画も映画も観たことがない でも映画がカッコ良さそうだと思い完結しそうだと知り完結した時にいっきに観たいんだ。と隆之介に話した すると後日これまでの映画のDVDBOXが隆之介から送られてきた」

「るろうに剣心」は、集英社「週刊少年ジャンプ」で94~99年まで連載された漫画家・和月伸宏氏による剣客漫画の実写化作品。10年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」でチーフ演出を務めた大友啓史監督(55)が11年にフリーに転身後、同作で岡田以蔵を演じた佐藤健(32)が、主人公の伝説の剣客「人斬り抜刀斎」こと緋村剣心役に起用され、第1作を製作。12年に公開し、興行収入(興収)30億円超の大ヒットを記録し、世界各国で公開された。14年8、9月には続編「-京都大火編」「-伝説の最期編」を連続公開し、2作合計で興収約95億円を記録。神木は続編の2作で剣心の宿敵・志々雄真実(藤原竜也)率いる最強の特攻部隊“十本刀”の筆頭瀬田宗次郎を演じ、剣心との死闘はシリーズ屈指の名シーンとなった。神木は、その3作のDVDがセットになったボックスを香取に贈ったとみられる。

「るろうに剣心」シリーズは、完結編「-最終章 The Final/The Beginning」の撮影が18年11月にスタートし、19年5月に撮了。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、20年5月27日に公開の1年延期が決定し「-The Final」は今年4月23日、「-The Beginning」は4日に決まったが、4月25日に3度目の緊急事態宣言が発出され東京、大阪の映画館は休業したため「-The Final」は全国で見られない状態となっていた。ただ6月1日以降、東京と大阪で映画館への休業要請は緩和され、「-The Final」は上映を再開し「-The Beginning」も予定通り4日に封切られた。

神木は「-最終章 The Final」に、瀬田役で出演している。香取は「ありがとう#神木隆之介 素敵な男だ。」と神木に感謝した。

その香取のツイートを、大友監督が引用リツイートし、紹介した。

「こんなツイートを見つけたのだ 香取慎吾曰く『素敵な男』神木隆之介も本日登壇します。よろしくお願いします!!」(コメントは全て原文のまま)

「-最終章 The Final/The Beginning」は2作同時公開中だが、週末の全国興収ランキングで日本映画史上初の1、2位を独占した。そのことを受けて、12日に「舞台挨拶付き大ヒット御礼イベント-ALL FOR THE FUTURE-ライブビューイング」が全国の映画館で配信され、神木も登壇する。香取のツイートに対し、神木が反応するか、注目だ。