新型コロナウイルスに感染し療養を続けていた気象予報士の依田司氏(55)が19日、テレビ朝日系情報番組「グッド!モーニング」(月~金曜午前4時55分)に出演し、復帰を果たした。完全回復を報告したが、ある「心配」も口にした。

依田氏は、東京・テレビ朝日の7階にある屋外テラスから天気コーナーに生出演。すっかり元気な様子で「おはようございます!」とさわやかな笑顔で登場した。そして「3週間にわたりまして、長くお休みをいただいておりました。多くの方にご迷惑、ご心配をお掛けしました。いわゆるデルタ株に感染したことが分かりましてから、ホテル療養を続けていまして、38度から39度を超える熱が1週間ほど続きまして、2、3度『このまま死ぬのかな』と思ったんですけど、多くの方の励ましもありまして、何とか、完全回復に至りました! 今日からまた、よろしくお願いします」と続けた。

依田氏はその後、スタジオの同局坪井直樹アナウンサーらに対し「1つ、心配事がありまして…」と切り出した。そして「私の夏休み…、これで終わりじゃないですよね?」とちゃめっ気たっぷりに質問し、笑いを誘った。

依田氏は6月29日、自身のインスタグラムでコロナ感染を発表。変異株「デルタ株」だとしていた。

依田氏は1997年からテレビ朝日系「スーパーJチャンネル」で天気コーナーを担当。現在は「グッド!モーニング」のほか、同「サタデーステーション」などに出演している。穏やかで柔らかい語り口と、分かりやすい解説で人気が高く、昨年のオリコン「第16回好きなお天気キャスターランキング」では3位になった。