1970年代の日本のフォーク・ロックの黎明(れいめい)期を支えたレコードレーベル「ベルウッドレコード」の設立50周年記念コンサートが11月に開催されることが25日、発表された。

11月11日、東京・中野サンプラザで開催。出演者などは後日発表される。

また、レーベルの70年代の名作カタログが秋に配信・ストリーミング解禁されることも決まった。

ベルウッドレコードは、1972年(昭47)春に発足。第1回の新譜として、六文銭「キングサーモンのいる島」高田渡「系図」山平和彦「放送禁止歌」の3枚のアルバムと、あがた森魚「赤色エレジー」友部正人「一本道」の2枚のシングルをリリース。「赤色エレジー」が60万枚超の大ヒットとなり、順風満帆のスタートを切った。

その後も新しい発想と企画力を持ったレーベルとしてミュージシャンたちからの信頼を獲得。はっぴいえんど、加川良、はちみつぱい、西岡恭蔵、いとうたかお、シバなどもいた。