世界的人気の音楽グループBTSのメンバー7人が米国時間の31日(日本時間6月1日)、ワシントンDCのホワイトハウスでバイデン大統領と会談した。韓国の地上波放送局SBSテレビはこの日の模様を伝えた。

米国社会で深刻な「アジアン・ヘイト」をはじめ、人種差別問題の解決へ向けた方策、人の生き方の多様性を醸成する環境作りなどについて話し合ったメンバーは、バイデン大統領との会談前に突然ブリーフィングルームに全員がそろって姿を見せ会見に臨んだ。

リーダーのRMは流ちょうな英語で話し始めた。「今日ホワイトハウスに招待してくださって光栄に思います」と感謝。JIMINは「最近アジア系市民を対象にした多くの憎悪犯罪にとてもショックを受けて心が痛かった」とし、JUNGKOOKは「韓国の音楽がお互いに違う文化と言語を超えて全世界へ伝わることがいまだに不思議に思います」と自分たちの影響力の大きさについて語った。

J-HOPEは「私たちの音楽を愛してくれる多様な国や文化や言語をもって、私たちのファン、アーミー(BTSファンの呼称)みなさんのおかげでこの席に来ることができました」とホワイトハウスに招待されたことに感謝した。