四川飯店グループ取締役会長の陳建一さんが11日午後0時7分、間質性肺炎のため都内の病院で67歳で亡くなった。訃報を受け、陳さんが“中華の鉄人”として出演したフジテレビ系で放送された「料理の鉄人」で司会を務めた俳優鹿賀丈史(72)が14日、所属事務所を通じてコメントを発表した。

「訃報にただ驚いています」とし、「陳さんとは『料理の鉄人』でご一緒しましたが、いつも笑顔を絶やさないお人柄でした」と振り返った。「緊張される事も多かったと思いますが、率直な表情はおつくりになる四川料理のように、時にはピリッと辛く、時にはその裏をかくような穏やかさで魅了なさっていました。心得た方だと感じ入ったものです。ご冥福をお祈りします。笑顔が忘れられません」としのんだ。

陳さんは同番組に中華の鉄人として出演。番組スタート時から最終回まで出演した唯一の鉄人で最多出場回数を誇った。