12日に27歳で亡くなったタレントryuchell（りゅうちぇる）さんが出演予定だったTBSラジオ「バービーとおしんり研究所」（火曜午後9時30分）が18日、放送され、パーソナリティーを務めるフォーリンラブのバービー（39）が追悼のコメントを語った
16日に収録された同番組でバービーは、番組冒頭からryuchellさんについて15分近く語り続けた。そこで「いったんryuchell、聞いて欲しい。日本中すごいことになってるから」と、ryuchellさんに語りかけるようにコメント。「今、BBCとかまで出てきたよ、あなた、ニュース。それもLGBTのカリスマが誹謗（ひぼう）中傷により…って書かれている。SNSでは便乗して自分語りする人もたくさん出てきたし、政治家まで必死だよ。名前間違えられてたよ、『れいちぇる』とか言われて。『ちぇる』はだいたい同じに聞こえるんだよ、あの人たち」と、世の中の反応に苦言も呈した。
マンスリーパートナーとして今月前半の番組に出演したryuchellさんとの会話を振り返りながら「芸能界で一番風を浴びていると思うわと言ってたけど…風になっちゃって」としみじみ話した。その後、ゲストのドリアン・ロロブリジータが登場すると、バービーは「ドリアンさん、ありがとうございます」と話し出すと、言葉に詰まり号泣。「ご紹介したいんだけどね、やだ～ドリアンさんが来るから。一人だと大丈夫だったんだけどね」と、感情を抑えきれない様子で語った。
その後は、ドリアンがryuchellさんの生きざまに重ね合わせるように「悲しみだったり、やりきれないできごとを、やわらかい優しい形に変えて、ハッピーなもので、愛を発信していきたい」と語ると、バービーも「ふざけたヤロウですよ。最近は文化人で、ちゃんとしたことを言わなきゃいけなかったのよ、根はふざけたヤロウなのよ」と毒をまじえて笑いながら、ryuchellさんとの日々を振り返った。
番組ラストでは、バービーは「やっと涙が出た気がして、会えてよかった」とドリアンにあらためて感謝。「ryuchell～、カチャーシーでも踊って楽しんでね～」と、出身地沖縄の踊りをあげながら、30分番組のほぼすべてryuchellさんの話題で語り尽くし、明るく締めくくった。
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