乃木坂46が6期生オーディションを行うことが決まった。新メンバー募集は3年ぶりとなり、異例の春・夏の2回開催となる。「春組」の応募期間は3月5日午後5時までとなっている。

過去5回のオーディションのうち、春開催だったのは13年に行われた2期生の1回だけ。実に11年ぶりの春オーディションに注目が集まる。

乃木坂46の新メンバーは、加入のたびに高いハードルを超えてきた印象だ。2期生から3年後の16年夏にオーディションに参加した3期生は、4万8986人の応募から12人が選ばれた。18年夏、3グループ合同開催となった「坂道合同オーディション」では12万9182人から39人が合格し、うち16人が最終的に乃木坂46に加入した。共に今の乃木坂46に欠かせない中軸に成長した。

そして21年7月から応募開始した5期生オーディションには、日本のアイドルグループ単独オーディションで史上最多という8万7852人の応募が集まり、約7987倍を勝ち抜いた11人が22年2月に加入した。既に中西アルノや井上和がシングル表題曲センターを経験し、他のメンバーも含めてライブやイベント、冠番組などでも大きな存在感を示している。グループトップクラスの人気を誇り、ソロでレギュラー番組を持つメンバーも複数いる。

少子化も叫ばれる中、トップアイドルグループとして、この5期生の“高すぎるハードル”を超えるための施策の1つが、春・夏2回開催なのだろう。大きなポイントは、春・夏両方に応募をすることが可能で、春のオーディションで思うように実力を発揮できなかった応募者は、夏に再チャレンジすることもできる、ということだ。

オーディション関係者によると、これまでにも1度坂道グループのオーディションに落ちた後、別の坂道グループに再チャレンジし、合格を勝ち取ったメンバーが複数おり、結果的に加入後人気メンバーとなったパターンもあるという。関係者は「この年頃の女の子は1年、ヘタしたら半年でも、ルックスが劇的に洗練されたり、スタイルが磨かれたりする場合がある。それに審査する側も人間なので、全ての魅力には気づけないまま1度落としてしまった、ということもあるかもしれない」と話している。

手間も人手もコストもかかる分、異例の春・夏2回開催は単純に応募者のチャンスが倍増する。乃木坂46としても、それだけ6期生オーディションにかけているのだろう。キャプテン梅澤美波(25)の「少しでも迷っているのなら、受けてみるのがいいと思います」という呼びかけの通り、2度とないかもしれない春・夏開催オーディションに飛び込むなら、今しかないのかもしれない。【横山慧】