タレント明石家さんま(71)が4日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜午後10時)に出演。6月20日に老衰のため91歳で亡くなった俳優の美輪明宏(みわ・あきひろ)さん(本名丸山明宏=まるやま・あきひろ)を追悼した。
さんまは美輪さんとフジテレビ系深夜バラエティー「明石家マンション物語」で共演した仲。近所にも住んでおり、さんまはテレビのチャンネルを回すと出てくることから「夜の銀行強盗」と言われていたという。
美輪さんについて「いろいろ世話になった。雑談してるだけありがたいねん。こっちはね」と振り返り、「会うのが楽しみで。とにかく会いたくなる人で。昔の苦労話とか聞くとすごいからね。もちろん、原爆のこともあるけど、それから生き延びて、ああいうキャラクターになられて。新聞にやで? 一面に『国賊』って書かれて。こいつは国にとって悪いやつだってことでやな。ああいう人やから。あのとき日本はそんなん認めないような時代。それと戦った人やから。とんでもない反骨精神で生きてこられて。それでも堂々と。過去の話を聞くと、『へぇ、へぇ、へぇ、すごいっすね』しかない」と美輪さんの生き様に感服。
さらに、「名前が出てくる人たちがとんでもない。『阪妻ちゃんがさ』とか。阪東妻三郎さんのことやな。『三島由紀夫さんが私の映画に出たいと言ってんのよ』とか出てくる名前がもうとんでもないわけよ」と圧倒されたことを明かし、「あの人が言うには間違いない。『こうした方がいいわよ、ああした方がいいわよ』って言うことが、間違っていようがこっちが正しいんだって思うような存在。神に近づいたような人だったような気がする。堂々と面白く、それを語れるっていう、すごい人が亡くなられたってのが事実。とにかくいろんな話を聞かせていただいて、本当に俺は幸せでしたね」と感謝。「美輪さん、ご冥福をお祈りいたします」と追悼した。
その上で、さんまは「2週間前には(中村)玉緒さんですから、俺が世話になったすごい人たちが亡くなったってことやねんけども。それくらい俺たちは年を取ったなっていう」と時間の移ろいをしみじみ感じていた。



