ドイツの首都ベルリン中心部の公園で25日午後10時(日本時間26日午前5時)ごろ、車が人混みに突っ込んだ。警察によると少なくとも1人が死亡、16人が負傷した。性的少数者のイベントが開催されており、同公園には参加者が集まっていた。
主催者はイベントを打ち切った。警察は容疑者をベルリンのイスラム過激派関係者の男(21)と特定。顔写真を公開し情報提供を求めた。ドイツメディアによると、突入した車を男が借りたとみられる。警察は車を乗り捨てて逃走した人物と同一かどうかを捜査している。
イベントは性的少数者の権利擁護を訴える「クリストファー・ストリート・デー」。24~25日の日程で開催され、25日午後にはベルリン中心部でパレードを実施し、イベントは深夜に終了する予定だった。主催者はパレードなどに数十万人が参加したとしている。
ドイツ大衆紙ビルト(電子版)は白い車が高速で突っ込んだとの目撃者の話を伝えた。負傷者の中には刺し傷を負った人がいるとの目撃情報もある。
ベルリンのウェグナー市長はX(旧ツイッター)で「われわれの自由で開かれた社会への攻撃だ。寛容で平和なベルリンを求める集まりが攻撃された」とした。(共同)

