将棋の西山朋佳白玲(清麗、女流名人、女流王将=31)に福間香奈女流4冠(女王、女流王座、女流王位、倉敷藤花=34)が挑戦するヒューリック杯第6期白玲戦7番勝負第2局が29日、鹿児島県指宿市の「指宿白水館」で行われた。
後手の福間が西山を下し、対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。西山は白玲通算5期目、福間は第2期以来、4期ぶりの復位を目指している。第3局は9月12日、奈良市の「ふふ奈良」で行われる。
戦型は角交換型振り飛車。両者とも持ち時間4時間を使い切り、1分将棋となり、福間が攻め合いを制した。開幕2連勝を逃した西山は「なんとか粘って勝負になったところで、間違えてしまった」と悔やんだ。
昨年、白玲を通算5期獲得した女流棋士に、棋士になる権利を与える制度が導入された。白玲通算4期の西山が防衛し、権利を行使すれば、史上初の女性棋士が誕生する。西山は第3局に向け、「しっかりと準備したい」と気持ちを切り替えた。

