沖縄県名護市辺野古沖で船2隻が転覆し、研修旅行で乗船していた同志社国際高(京都府)の武石知華さん=当時(17)=ら2人が死亡した事故で、武石さんの両親が18日、辺野古の浜で献花した。献花後、母親は報道陣の取材に「なんでここで命を落とさなければいけなかったのか」と涙ながらに語った。
母親は、武石さんが平和学習中だったことに触れ、子ども1人の命さえ守れずに「平和を語るのはどうなのか」と訴えた。献花の際に好物だったお菓子を供え「大変だったね。つらかったね」と伝えたと明かした。
運航団体「ヘリ基地反対協議会」が直接謝罪したい意向を示していることに関しては「まだ心情的に会えない」と説明。同協議会内で問題点を説明する体制が整った後に検討する考えを示した。
父親は「全容解明が進まないことには、責任の所在も再発防止もない」と述べた。
事故は3月16日に発生。武石さんと金井創船長=当時(71)=が死亡した。生徒12人と乗組員2人の計14人が負傷した。(共同)

