作曲家都倉俊一氏(78)が、令和8年度文化勲章を受章することが23日、発表された。
「次のスタートに素晴らしい追い風を頂いた」。文化勲章に選ばれ「本当に光栄。作詞家や制作者、私たちの歌を世につないでくださった多くの歌手の皆さんに心から感謝したい」と喜んだ。
1969年、学習院大在学中に作曲家デビュー。ピンク・レディーの「UFO」や「ペッパー警部」、山本リンダさんの「どうにもとまらない」などヒット曲を多く世に送り出した。歌手や制作陣とのチームワークで社会現象を巻き起こすことに「楽しさというか、冒険心をかき立てられるようだった」と振り返る。
2021年から今年3月まで文化庁長官を務め、文化庁の京都移転などに尽力した。音楽に限らず、映画や舞台といった日本の文化を「世界に羽ばたかせる土壌をつくるのが僕の仕事」と今後への決意を新たにした。若いクリエーターらには「世界で活躍したいという夢や野心を表明することが大きなきっかけになる」とエールを送った。(共同)

