公式戦29連勝の新記録を樹立した将棋の最年少プロ、藤井聡太四段(15)と小林健二九段(60)との王位戦予選が15日、関西将棋会館で始まった。

 序盤は藤井が攻める展開。正午前に昼食休憩に入った。藤井はそば店「小雀弥(こがらや)」の「かもなんばそば」(800円)を注文。鴨肉と濃厚なだしが絶妙のバランスだ。小林は同店の「冷やしそうめん&ミニ親子丼」(1350円)を注文した。

 この日の対局は来夏の王位戦七番勝負の挑戦者を決める戦いの初戦。持ち時間は各4時間。夜には決着する見通し。予選トーナメントを勝ち抜くと、シード選手を含めた計12人が2組に分かれてリーグ戦を実施。各組の優勝者が挑戦者決定戦を行い、勝者が七番勝負へと進出する。今年の七番勝負は現在進行中で、羽生善治王位(46)と挑戦者の菅井竜也七段(25)が対戦している。